柱のグリッド

柱のグリッドは910mmと1,000mmが主に使われているサイズです。私の住む地域では985mmグリッドで計画される方も結構います。が、985mmというのは柱を基準とした柱割ではなく、本間畳の2間分(1910mm×2)に柱幅(120mm)を足して4分割した、あくまでも畳を基準とした畳割りから導き出された数字にしか過ぎまぜん。仮にこれが1間半の幅なら、955mm×3+120=2,985mmとなり、これを3分割してみると995mmと数字は異なってきます。
基本的にはどんなサイズのグリッドでも問題はないでしょうが、施工性やコスト面を考えてみれば910mmや1,000mmになるでしょうし、畳割り寸法を採用するのなら、個人的には強いこだわりを持っているわけでありませんが、折角なのでそこは畳割りで貫き通してもよいかと思っています。