工事中インスペクションの依頼をいただくことがあります。設計監理者や施工者の承諾を得られればご依頼をお引き受けしています。
外装下地検査(防水検査)のインスペクションの事例です。
軒ゼロ仕様の場合、破風や鼻隠しの下地材を取り付けた後では、透湿防水シートをその裏側まで張り上げることが難しいです。そのため、下地材を取り付ける前に、透湿防水シートを先に張っておく必要があります。
軒ゼロや建物が不整形のように意匠優先の設計を行い防水リスクの高い納まりの場合は、現場任せにせず現場が悩まないディテールを描くことが設計者としては重要かと思っています。
工事中インスペクション 新築工事 松江市 島根県 工事監理 軒ゼロ 防水工事

住宅の耐震診断を行うと、もともと平屋だった建物に、後から2階を増築しているケースが少なくありません。多くの場合、平屋時の小屋梁の上に束を立て、その上に2階の床梁を架ける構造が見られます。
木造住宅の耐震診断のご依頼をいただき調査に伺いました。
昨日地盤簡易調査であるスクリューウエイト貫入試験(旧スウェーデン式サウンディング試験)を行いました。この調査は、住宅など小規模な建物の建設前に地盤の強さを調べるためのものです。
地震調査研究推進本部より日本海南西部の海域活断層の長期評価(第一版)―九州地域・中国地域北方沖―が公表されました。評価によると海域活断層によりM7.0以上が30年以内に発生する確率は、鳥取県から島根県東部沖の領域は3〜7%だそうです。
「2020年度版建築物の構造関係技術基準解説書」が届きました。5年ぶりの改訂です。