竪樋を支持する金物が外壁方向に向かって下がっている場合、雨水の排水機能自体には大きな支障はありません。しかし、樋の雨だれが支持金物を伝って、外壁との取合い部から内部に浸入するおそれがあり、防水性能の低下が懸念されます。必要に応じて、支持金物の再取付や角度の調整などの是正措置を講じることを推奨します。
外壁防水 金物調整 雨だれ対策 メンテナンス 島根県 松江市
島根県松江市の建築事務所です。建築設計・監理から確認申請、建物調査、耐震診断、新築・増改築工事・解体工事まで、建築のことでしたら何でもお任せください!初回相談無料・お問い合わせは0852-88-3241まで
竪樋を支持する金物が外壁方向に向かって下がっている場合、雨水の排水機能自体には大きな支障はありません。しかし、樋の雨だれが支持金物を伝って、外壁との取合い部から内部に浸入するおそれがあり、防水性能の低下が懸念されます。必要に応じて、支持金物の再取付や角度の調整などの是正措置を講じることを推奨します。
外壁防水 金物調整 雨だれ対策 メンテナンス 島根県 松江市
住宅瑕疵担保保険の基準では、下屋根と外壁との取り合い部分において、屋根下葺き材の防水シートを250㎜以上立ち上げて施工することが求められています。
この基準は、パラペットの水上部分や棟違い屋根の取り合い部などにも同様に適用されますが、構造上、250㎜の立ち上がり寸法を確保できないケースも少なくありません。
そのような場合には、伸縮性のある粘着防水テープによる防水処理や、棟違い屋根においては野地板の裏側まで防水シートを巻き上げる処理など、現場条件に応じた適切な対策が必要となります。
また、そもそもパラペット水上部分では250㎜以上の立ち上がりを確保するなど設計段階から防水を意識することも大事だと思っています。
防水施工 屋根と壁の取合い パラペット防水 防水ディテール 雨仕舞い 建築設計 島根県 松江市
工事中インスペクションの依頼をいただくことがあります。設計監理者や施工者の承諾を得られればご依頼をお引き受けしています。
外装下地検査(防水検査)のインスペクションの事例です。
軒ゼロ仕様の場合、破風や鼻隠しの下地材を取り付けた後では、透湿防水シートをその裏側まで張り上げることが難しいです。そのため、下地材を取り付ける前に、透湿防水シートを先に張っておく必要があります。
軒ゼロや建物が不整形のように意匠優先の設計を行い防水リスクの高い納まりの場合は、現場任せにせず現場が悩まないディテールを描くことが設計者としては重要かと思っています。
工事中インスペクション 新築工事 松江市 島根県 工事監理 軒ゼロ 防水工事