改訂版「木造軸組工法住宅の許容応力度設計」説明会

今年3月に改訂された「木造軸組工法住宅の許容応力度設計」の説明会へ行ってきました。あまり知られていませんが、許容応力度計算で検討した建物は、法46条壁量計算のみでの検討や品確法の耐震等級取得の建物よりも「耐震性能は高い」といわれています。『地震に強い木造住宅』と銘打っている住宅ビルダーが、許容応力度計算をもとに間取りや構造検討をしていたなら、それは多分「本物」だと思われます。


木耐協インスペクション説明会

 宅地建物取引業法の改正により、平成30年4月より、中古住宅の売買の際に行われる重要事項説明に、既存住宅状況調査を実施している場合にはその結果について説明することが義務づけられました。それに伴い当事務所が加入している木耐協もインスペクション事業を開始することになり、その説明会へ行ってきました。
インスペクションの事業内容もさることながら、会場に展示してあった赤外線サーモグラフィに興味をそそられてしまいました。断熱材の充填状況や雨漏の確認など建物の調査に活用できそうですが、ただ、肝心なお値段の方が…。