床に段差を設けるときの注意点――水平構面の連続性をどう確保するか

床に段差を設けると、水平構面の連続性が損なわれるおそれがあります。
梁成で対応できる程度の小さな段差であれば問題ありませんが1,000mm前後の大きな段差になる場合は注意が必要です。
このような場合には、段差の鉛直面の両側から面材を挟み込むなどして、水平構面の連続性を確保する納まりとする必要があります。

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外装下地検査のインスペクション

工事中インスペクションの依頼をいただくことがあります。設計監理者や施工者の承諾を得られればご依頼をお引き受けしています。
外装下地検査(防水検査)のインスペクションの事例です。
軒ゼロ仕様の場合、破風や鼻隠しの下地材を取り付けた後では、透湿防水シートをその裏側まで張り上げることが難しいです。そのため、下地材を取り付ける前に、透湿防水シートを先に張っておく必要があります。
軒ゼロや建物が不整形のように意匠優先の設計を行い防水リスクの高い納まりの場合は、現場任せにせず現場が悩まないディテールを描くことが設計者としては重要かと思っています。

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手摺の取付工事

以前設計・施工させていただいたデイサービス施設より、アプローチ手摺の取付のご依頼をいただき工事をしました。立っているだけでも汗が吹き出てきて、夏への扉が全開になった感じでした。(^^;)


カバー工法

既存の窓枠の上から新しい窓枠を取り付けるカバー工法にてサッシを取り付けました。
古いサッシ(ガラス障子)を取り除き、既存の枠を残したまま新しいサッシ(枠、ガラス障子)を取り付けるため、 壁や床を工事することなく取替えが可能です。