ホームインスペクション

既存建物の状況調査から耐震、不具合個所の調査をいたします。ご希望があれば改修工事まで請負いますが、調査・診断業務は基本的に消費者の立場に立った第三者の視点で調査・診断いたします。したがって改修工事を前提とした調査を除き調査料をいただいております。

●住宅診断・状況調査(ホームインスペクション)

・住宅診断は原則として設計図書を元に行いますが、図面等が無い場合は間取りをスケッチさせていただき調査に入ります。

・住宅診断の所要時間は125㎡程度の戸建住宅でおおよそ2時間から3時間程度です。(床下、屋根裏への進入オプションは各30分から1時間程度かかります)

・住宅診断項目(機材を使った調査) 1.レーザーレベルによる床、壁の施工精度測定/2.シュミットハンマーによる簡易コンクリート強度測定(床下調査オプション)/3.含水率計による木部の水分量測定(床下調査オプション)/4.鉄筋探査機による基礎コンクリート内部の鉄筋調査(床下調査オプション)/5.赤外線サーモグラフィ(76,800画素)による断熱性能・雨漏れ・耐力壁などの調査

・住宅診断項目(目視による調査) 1.外部仕上の損傷(亀裂・欠損・はがれなど)箇所の調査/2.内部仕上の損傷(亀裂・欠損・はがれなど)箇所の調査/3.建具の建付状況の確認/4.床下調査(オプション)/5.屋根裏調査(オプション)

・お客様にご準備いただくもの 1.調査建物の所有者様との日程調整(建物購入の場合)/2.内覧のため調査建物のカギ(建物購入の場合)/3.図面(設計図書のコピーなど)

・報告書は診断した日から10日前後を目処に作成しご郵送いたします。

★調査にあたっての重要事項(申し込まれる前にお読みください)
<調査について>

1.本調査は、既存住宅状況調査方法基準(平成29年国土交通省告示第82号)に適合する既存住宅状況調査です。

2.本調査は調査時の建物状況について、予め定めた事象の有無を調査するものです。

3.本調査は、目視・打診・触診および計測等による非破壊調査であり、壁の中や床下・小屋裏、クロス等の仕上材の下地部分が見えない箇所は調査対象外です。

4.調査箇所にて「置物・荷物・家具等」により十分目視確認できない箇所は調査対象外です。

5.門扉・濡れ縁・ウッドデッキ・垣根・サンルーム等対象建物の付属物、擁壁・塀・カーポート等の工作物は調査対象外です。

6.建物から独立している地下車庫は調査対象外です。但し、建物と一体の地下車庫については、構造耐力上主要な部分としては調査対象としますが、雨漏り等は対象外です。

7.本調査には以下の内容は含まれておりません。
・建築基準法関連の各法令等に準拠しているかを判断すること
・建物に瑕疵があるかどうかを判断すること
・建物の時間経過による変化が無いことを保証すること
・調査時に認められた事象の発生した原因を解明すること
・劣化事象等が建物の構造的な欠陥によるものか否か、欠陥とした場合の要因が何かといった瑕疵の有無または、原因を判定すること
・設計図書との整合をとること
・耐震性や省エネ性等の建物にかかる個別の性能項目について、当該建物が保有する性能の程度を判断すること

8.調査の有効期間は調査実施日から1年間です。
(1年を超過する場合、再調査が必要となります<有償>)

<責任の範囲について>

  1. 当事務所に提供された資料の不足や記載事項の間違いにより損害が発生した場合は、当事務所は一切の責任を負いません。
  2. 本サービスを利用し申込者が第三者に対して損害・紛争を発生させた場合は、自己責任でこれを解決してください。また、本調査結果が対象物件の売買等にいかなる影響を与えようとも、当事務所は一切の責任を負いません。
  3. 当事務所はいかなる場合においても本検査対象物件の売買に関わる担保責任を負いません。
  4. 検査員が指摘しなかった不具合等により申込者に損害が発生したとしても、当事務所は損害賠償責任を一切負いません。